
下記のリンク先に、with展のアルバムを作りました。
もし写真がございましたら、ご自由にアップロード下さいませ!

「軌跡と奇縁の物語は終わらない。」のテキストバージョンは下部に御座います。
Memories from 2008 to 2024

2025年12月18日(水)
開場 15:00 ‒ 19:00 (19:00 - 20:00 懇親会継続)
会費 @\2,000
形式 Bring Your Own Bottle 持ち寄りパーティー
当日飛び入り歓迎ですが、参加確実の方はメールでお知らせ下さいますと準備に助かります。
Mail info@ga-kou.com
電話 03-3313-5065(工企画)/
2015年・2016年・2018年のwith展より。





軌跡と奇縁の物語は終わらない。
2025 年11 ⽉29 ⽇ 柿本照夫
⼈は失って気付くことがあります。
アーチストたちが渾⾝を込めて発表した数々のアート作品は、記憶から⽣涯消えることはありません。
僕たちは外資系広告代理店(マツキヤン・エリクソン)のクリエイティブ部⾨でともに切磋琢磨してい
た仲間であり、お互いを畏敬してきました。18 年間続けていたグループ展(Again 展〜With 展)の活
動を2025 年12 ⽉に⼀旦終えることにしました。いつか誰かが引き継ぐこともあり、休⽌とした⼼情
をお察しいただければ幸いです。
多⼤なご⽀援、ボランティアしていただいた⽅々へこの場を借りてお礼を申し上げます。
⼼残りは正直かなりあります。最後まで出展した5 名の⽼翁作家は、古希から⽶寿を超えてまでですが、
内にはまだ燃えるものが消えたわけではありません。
アイディアを出すことを宿命としていた広告制作を通して、それぞれがひとつの時代を創り、時代に
併⾛し、時には先⾏してきた⾃負を持っています。
クリエイターたちの燦然たる軌跡と不思議な奇縁の物語があったのです。
* * *
僕と同じコピーライターで作詞家になった濱⽥哲⼆は、奥様、令嬢(始さん)と経営していた「ギ
ャラリー⼯」を発表の場として提供してくれました。彼が古巣のクリエイティブの仲間に声を掛け、
プロデュースしてくれたおかげでグループ展は始動。⽴ち上げに参加したアーチストは、⼀癖も⼆癖
もあるツワモノたちでした。
その職種はクリエイティブ・ディレクター、アートディレクター、CM プランナー、CM ディレクタ
ーなど美⼤出⾝者がほとんどで、すでにプロのアーチストとして脚光を浴びていた者もいました。僕
のように趣味のレベルのコピーライターも誘ってもらい、多⼠済々のアート発表の舞台ができあがっ
たのです。エネルギーが猛りみなぎる僕たちを濱⽥哲⼆は「ヤケドしそうな広告を作ってきた仲間た
ち」と⾔い、「アイディアという魔物を僕たちがどう御しているか、ぜひご覧あれ」と⼝上で述べた
ほどでした。
* * *
■2008 年Again 展参加の作家(14 名)

浅井洋司(⿂の剥製アート)
棚橋荘七(版画)
飯⽥茂(戯画)
平⼦公⼀(版画)
柿本照夫(陶芸)
皆川清治郎(バードカービング)
⾦⼭謹也(漆芸)
武笠好⽂(陶芸)
何英⼆(陶芸)
本⼭賢司(油彩・⽔彩)
笹尾光彦(油彩)
安井海(陶芸)
⽵内寛(ガラス⼯芸)
渡邊和⼈(版画)
2008 年の最初のAgain 展に参加した14 名の多彩な表現ジャンルを⾒ていただければ、おわかりに
なると思います。回を重ねるたびにギャラリーを展観しに来た⼈たちが次々に作品を購⼊してくれ、
数⼗⼈で⽴錐の余地がないほどギャラリーは埋まってしまうこともありました。オープニング・パー
ティは居酒屋を貸し切り、盛⼤に開催したことも今では懐かしい思い出となっています。
プロデューサーに専念していた濱⽥哲⼆は、2012 年の案内状に「継続から、⽣まれてくるものを信
じて次に進んでいこう」と作家に檄を⾶ばし、良寛の「花、無⼼にして蝶を招き、蝶、無⼼にして花
を訪ねる」との洒脱な⾔葉を添えてくれました。

* * *
2012 年のAgain 展より濱⽥哲⼆が無念にも癌の闘病⽣活に⼊りました。ギャラリー閉鎖の危機を乗
り越え、ギャラリーを⽀援する「With 会員」を募るシステムに変更。

2015 年With 展から濱⽥哲⼆は、ハマダテツジとして⾃作作詞集「わた詩・100 詞」出版を機に参
加し、出展を続けました。父親譲りの鋭敏な感性を持つ娘の始さんがWith 展を継続して担うことにな
りました。
■2018 年With 展参加の作家(9 名)

飯⽥茂(絵画)
平⼦公⼀(オブジェ)
柿本照夫(陶芸)
本⼭賢司(絵画)
⾦⼭謹也(漆芸)
渡邊和⼈(版画)
⽵内寛(ガラス⼯芸)
ハマダテツジ(詞)
棚橋荘七(版画)
2019 年6 ⽉27 ⽇多くのアート作家、友⼈に惜しまれながら濱⽥哲⼆が天に召されました。多くの ⼈たちが悼み、お別れの会に涙しました。彼が最後にプロデュースした2018 年のWith 展のテーマ は、奇しくも「わたしの宇宙」でした。
* * *
2020 年からは⾃由が丘近くの九品仏にある「トバリエ・ギャラリー」で開催。「⼯企画」との共同 企画によりWith 展は今まで通り盛況でした。オーナーの⼾張郁⼦⽒は同じマツキヤン・エリクソン制 作局のコピーライターのご縁でサポートしていただき、感謝に堪えません。
最初のAgain 展から休まず参加されていた畏友の本⼭賢司⽒が2022 年に逝去されました。マツキ ヤン・エリクソンの制作局ではアートディレクターとして、独⽴してからはアウトドアに関するイラ スト、エッセイ、⼩説を⼿がけた⾃然派作家としても著名でした。このグループ展を牽引してきた恩 ⼈であり、⽣涯忘れることはありません。
■2024 年With 展参加の最後の作家(5 名)

柿本照夫(陶芸)
⾦⼭謹也(漆芸)
⽵内寛(ガラス⼯芸)
平⼦公⼀(オブジェ)
渡邊和⼈(版画)
これからはギャラリーのオーナーとして濱⽥始さんが、僕たちの想いを受け継いでくれることでし
ょう。最後の5 ⼈のアーチストたちも変わらず⽀えていく決意です。僕たちがつくったアートの軌跡
は途絶えることなく未来へ続き、願ってもないいくつもの奇縁が⼈⽣を彩ってくれたことに、いまさ
らながら万感の想いに満たされています。
今は亡き同志の濱⽥哲⼆兄、本⼭賢司兄も天上より喜んでくれていると思います。
僕たちの志と絆が、誰かの希望となることを願ってやみません。
ありがとうございました。
以上

下記のリンク先に、with展のアルバムを作りました。
もし写真がございましたら、ご自由にアップロード下さいませ!

With・・・
"みんな死ぬまでクリエイター"
ハマダテツジ作詞集より
いっしょにやろうと
あいつが言った
それで仲間が集まった
男っていいな
友だちっていいな
With…
そんな言葉が閃いた
若いあの頃 前を向き
ギラギラした目で生きていた
広告づくりに 燃えていた
今じゃ それぞれ 別の道
絵画に 工芸(クラフト) リリシスト
新たな世界を 生きている
そんな仲間が集まって
"With"という名のメンバーに
Have dream
We can do it.
負けず嫌いが そのままに
みんな死ぬまでクリエイター
いっしょにやろうと
笑顔がそろい
それがドラマのはじまりに
創るっていいな
夢みるっていいな
With…
これが我らのキーワード
若いあの頃 下剋上
気分はいつでもハングリー
一国一城 目ざしてた
そして それぞれ わが道を
挑んだ 世界は
変わっても
一途な心は 変わらない
そんな仲間が集まって
"With" という名のメンバーに
Have dream
We can do it.
滾るマグマを噴射して
みんな死ぬまでクリエイター